ドローンで、動き回るラジコンカーを追いかけて、CMっぽく撮影するイベントをやりました。12月20日、埼玉県秩父郡の横瀬町にフリークスガレージ(当店)が移転して1周年経ちました。そこで、記念に面白いことをしようと考え、近くの飛行練習場でラジコンカーを走らせて、それをドローンで撮影するというイベントを開催しました。これは、ラジコン歴46年の私ならではの企画かな(笑)。

このドローン撮影イベントの参加者は、私とインストラクターの嶋貫と生徒4名です。生徒たちは、初めてドローンを飛ばしてから3ヶ月未満で、まだまだこれからというところ。それでも、一人ひとりの映像を見ると、みんなびっくりするほど上達していました。積極的に撮影対象に機体のカメラを向け、フレームに収めようとしていました。その積極性は上達を早めます!
※参加された生徒さんや会員さんへ。会員サイトに、参加者がドローンで撮った映像があります。その映像にフィードバック音声をつけて教材にしていますので、ぜひ視聴しておいてください。
「ドローン操縦コンテスト」フィードバック動画

上の映像は、嶋貫インストラクターが、見本としてドローンを飛ばしているものです。ドローンで動くものを撮影するのは、非常に難しいです。さらにこの日は強い風が吹いていました。それにも関わらず、ほとんど機体がフレームアウトせず、真ん中を捉えています。ぜひ、この操縦をお手本にしてほしいですね。

こういう映像を他の生徒さんたちも撮れるように、当ドローンスクールではオリジナルの練習方法を、日々開発しています。ただ広いところでドローンをビュンビュン飛ばすのは簡単です。しかし、こうして動くものを映し続けるのは難しい。だからこそ、こういう練習を続ければ動画系の仕事に対応できるようになります。また、安全な飛行ができる実力も身につきます。さらに、風が強くても撮影し続けるスキルが習得できます。実際の仕事現場では、風が強いからといって飛行中止とはならないこともあります。そんなときに、「風が強いところでは飛ばせないので……」といって断ってしまえば、クライアントの信用は得られません。うちは、自信を持って企業さんに送り出せるパイロットを育てています。こういうイベントや練習を、今後もさらにグレードアップしながら続けていきます。