新年早々、暗いニュースが飛び込んできました。7日ごろから、再び緊急事態宣言が発令されるようですね。この発令によって世の中がどう変わるか、確かなことは誰にも分かりません。しかし、分かることがあるとすれば、今後もどんどん世の中は変化していくということです。

UAV業界もどんどんと変わっていくはずです。実際、去年だけで、以下のようなことが起こりました。

・「ドローン、「学校」乱立であらわになった弊害」
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/toyokeizai/20200505-SYT8T1203581/

・「政府機関、中国製ドローン新規購入を排除 情報漏えい・乗っ取り防止を義務化」
https://mainichi.jp/articles/20200925/k00/00m/040/245000c?inb=ys

・「省庁のドローン1000機、中国製を排除へ…安保懸念「国産」導入を視野」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201129-OYT1T50197/

・「ドローン規制強化、100グラム以上に 危険性指摘受け」
https://www.asahi.com/articles/ASND673YLNCNUTIL01B.html

・「ソフトバンクと双葉電子が産業向けドローンを共同開発」
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2020/20201217_02/

ただ、どれだけ世の中が変わろうとも、今後ますますUAVのプロパイロットが必要とされることは間違いありません。それも、マニュアルで安全な飛行ができるパイロットがです。なぜなら、機体を作るのも人なら自動運転のプログラムを組むのも人だからです。人が行う以上、「絶対の安全」はありません。だからこそ、最後は人の手によるコントロールができなければなりません。

そういうことから、今年はこれまで以上に、UAVプロパイロットの育成を強化していきます。そして、このようなパイロットを増やしていきます。
・時代の変化に対応した操縦ができる(絶え間なく仕事が取れる)
・クライアントが満足する操縦ができる(安定して稼げる)
・安全、確実な操縦ができる(自信と誇りを持ってプロを名乗れる)

特に直近では、画面を見ながら操縦(FPV)する能力を強化していこうと考えています。その理由は、これからフリークスガレージが大型機による荷物運搬も力を入れていくからです。荷物の運搬は、FPVで操縦します。FPVで操縦ができることは、パイロットとしても大きな強みです。これは、1月6日(水)の会員限定「UAVオンラインセミナー」でも少し話しました。ちなみに荷物運搬では、以下のような機体を飛ばします。
・「大型ドローンの実証実験を公開「荷物運搬のための動作チェック」
https://freakscafe.com/drone/archives/3344

今年もスタートしたばかりで、まだ先のことは分かりません。しかし、フリークスガレージは今まで通り、本物のプロパイロットを育てていくだけです。それでは、今年もフリークスガレージをよろしくお願い致します。

中村 一徳