『ドローンの自動操縦やプログラミングの仕事で携わっていきたい』「ドローンスクール受講者の声」山田敏也さん（会社員）

――ドローンの経験があるとのことですが、これから本格的に学ばれるわけですね？

そうですね。今までは、なんとなく右も左も分からずにやっていました。このレバーを操作すれば機体が上がるとか、曲がるとか、そういうレベルでした。それで、今日はじめて細かい動かし方をやってみました。

――本格的にドローン操縦を学ぼうと思われたきっかけは？

なんとなくやっていると、いろいろなことを知らないままだなと。やるのであれば、きちんと勉強して、ゆくゆくは何か仕事に結びつけられればと考えています。仕事となると、ドローン操縦士という形になると思いますが、私はコンピューター関係の仕事をしていますので、そこに結びつけられればいいなと。

今はドローンの自動操縦があると思いますが、自動操縦の仕組みやプログラミングで関わっていければ、それが自分に合っていると思います。プログラミングで飛ばすことですね。例えば、測定や監視のときに障害物があったら、その縁を見ながら、一定距離を保って飛ばすとか。そういうことをプログラミングすればいいのかなと、漠然と考えています。

――確かに飛行のプログラミングを組むなら、まずは手動で操縦できないとダメですよね

そうですね、何も知らないで自動操縦のプログラミングだけをやっても、今まで手動で操縦していた人から見たら、そんなんじゃ全然だめだとなると思います。まず自分で操縦できることを目標としてやってみて、次のステップでプログラミングの仕事につなげられたらいいなと。

――たくさんのドローンスクールがある仲で、当スクールを選んでもらえた決め手は？

他のドローンスクールのホームページを見ましたが、内容が伝わってこなかったんですよね。一方、フリークスガレージのホームページを見たら、カリキュラム等も細かく説明されていました。これだったら間違いないんじゃないかと思いました。遠くから来られている方も多いので、内容も充実しているだろうと。中級や上級試験、ステップアップ講習など、さまざまな講習が用意されています。それだったら、最初に教えるだけ教えて終わりなんてことにはならないと思い、ここを選びました。

――最初だけ教えて、あとはほったらかしのドローンスクールがあるのですね！？

はい、はじめの講習でいきなり終わりとか。後は、練習場を提供するから勝手に練習してくださいとか。狭いところで練習して終わりとか。他のスクールのホームページでは、そう見受けられたので。それだと次のステップに進むのが難しいのかなと。

――当スクールに入校する際にどんな不安がありましたか？

不安はそんなになかったんですよね。一番はじめに無料のドローン操縦体験のレッスンがありました。そこでいろいろと説明を聞いて、質問をして、自分の考えていることも話せました。テキトウなドローンスクールだと、「うちのコースを受ければプロになれますよ」くらいは言うと思うんです。しかし、一徳さん（当スクール代表）に話を聞いたら、「それだけじゃプロになれるわけがない」と伺って。逆に、そういう話を聞いて、ちゃんとしているんだなと。それで、ここでやってみようかなと思いました。

――実際に受講してみてどうでしたか？

昨日の学科に関しては、改めて体系づけて勉強することで、思っていたよりも安全等を気にしないといけないことが分かりました。自分でネットを見ているだけだと、浅い知識で勉強しているだけ。具体的にこういうのはダメというのが分からなかった。その辺も分かるようになりました。

一番大きいのは、今日の実技練習ですかね。実際にやってみて、思いどおりに動かないなと感じました。実は今日、木にぶつけて落としてしまったんですよ。そういうときは、機体がどちらが前か後ろか分からなくなります。それも体験できてよかった。

――訓練を積んだインストラクターがそばにいて安心でしたか？

はい。そういうときは機体を回してみて、周りの風景を見て、どちらが前か判断していくとか。いい勉強になったと思っています。

――受講中、嫌だったことや不満に感じたことは？

いや、それは無いですね。それよりも、アップアップしながらやっていたのが正直なところです。これで内容が薄かったらいろいろ思うでしょうけど。あっという間の2日間でした。内容が充実していたので、特にこれといった不満はありません。

――受講前と後で一番変わったところは？

今までは遊びの延長でやっていました。しかし、仕事まで見据えて考えると、そんな考え方をしていてはいけないなと。風や建物の影響もありますし。山に入ると、木がせり出していたりして、ちょっと触れただけでドローンは落ちる危険がある、それがなんとなく分かりました。そういう意味では、気をつけながらも大胆に飛ばさなければいけない。その辺が分かったのは、大きな収穫だと思っています。