UAVパイロットとして食っていくためには、普段から仕事を想定した意識で練習しなければなりません。

普段の練習が、「練習のため」の練習になっていませんか? 例えば、ステップアップ講習は1時間ありますが、その1時間、「ただ単に機体を飛ばしているだけ」になっていないでしょうか。それでは、「練習のために飛ばす」練習をしているようなものです。

本来、練習は本番を想定してやるものです。練習のための練習では、せっかくの1時間がもったいないです。普段の練習で飛ばすことと仕事で飛ばすことは別物です。仕事を想定しながら練習しないと、意味がありません。

UAVの撮影の仕事は、撮り直しがきかない一発勝負なことが多いです。また、クライアントからの「これこれこうしてくれ」といった注文に対応しなければなりません。内容が急に変わることもあります。そうした変化と緊張感のある状況でも、「わかりました。やってみましょう」と、顔色一つ変えずに言えるのがプロです。

仕事で卒なく飛ばすには、普段から「現場を想定した意識」での練習が必要です。本番さながらの状況で練習するからこそ、それが自信につながります。逆に言えば、本番で自信を持って飛ばすには、普段から本番で飛ばすような意識で練習していないといけないわけです。それを何度も何度も繰り返すことで、習慣となり、ようやく本番で力を発揮できます。スポーツと同じことです。

とはいえ、そうしたことは、なかなか自分の努力だけでできるものではありません。どうしても楽なほう、簡単なほうに流されてしまうのが私たち人間です。また、何でもそうですが、楽しくないと長続きはしないものです。苦しいことを続けたからといって、プロになれるわけではありません。

そこで今回、「楽しみながら実践力を養う『UAV撮影力アップ』イベント」を開催することにしました。

イベント内容の紹介

動く被写体をドローンで撮影し、編集までやる、仕事スキルがメキメキ上達するイベントです!
①仮想のクライアントを設定し、その希望どおりの撮影プランを考える
②CM撮影に見立てて、動き回るラジコンカーを撮影ができる機体(「DJI Mini2」「DJI Phantom」など何でも可)で撮影する
③撮影した映像を簡単に編集する

参加すると得られる結果

●今の自分の操縦が、どれだけ「撮影」に対応できるか分かる
●「撮影」のための機体の操縦感覚が身につく
●より実践的な操縦力が身につく
●クライアントとの仕事の全体の流れ(企画 → 構成 → 撮影 → 編集)が分かる
※上記は空撮の場合で、点検などの場合は「打ち合わせ → 撮影 → データ加工」と言い換えられます)

このイベントに参加することで、今の自分の操縦技術が、本当にクライアントを満足させられるレベルかどうか、ご自身で実感できます。なぜなら、クライアントの要望や意図を汲み取り、それに合わせてUAVで撮影しなければならないからです。自分で好きなように飛ばすのとはわけが違います。

よって、このイベントに定期的に参加することは、今の自分のレベルを自分で知ることができます。そして、目標からどれだけズレているかが分かります(山登りで言えば、今何合目なのかが分かる)。目標地点と今の現在地のズレを修正するのが、学びであり練習です。「目標」は、ご自身で考えたり「UAVカウンセリング」で一緒に決めていくとして、「現在地」はこうしたイベントで実感するしかありません。なので、ご自身のさらなるレベルアップのために、このイベントをご活用いただければ幸いです。

ご予約

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