――ドローンを始めたきっかけは?
僕は趣味でサーフィンをやっています。サーフィンの撮影で、プロにドローンの操縦をお願いしていました。それが、動画編集もついて1回30万円。「動画編集しなくていいよ」といっても、「セットだから」ということで、そのままデータをお渡しはしてくれない。僕としては、別の角度とかをいろいろ見たいんですね。私の知人もそういう意見でした。じゃあ、自分でドローン操縦を覚えようかと。それでドローンに興味を持ちました。
――たくさんのドローンスクールがある中で 私どもを選ばれた決め手は?
家から10分くらいのところに、ドローンスクールはありました。ですが、いろいろ見ても、何がいいか悪いか分からない。ドローンをやりたいなと思っても、上空を飛ばすので、いろいろな問題や法律があります。そういうのも無知な中で、どこが一番きちんと教えてくれるのかなと。
やっぱり簡単なことじゃないと思うので、きびしく教えてほしい。いいか悪いかはっきりしてほしい。悪いことはダメ、いいことはいいよと、はっきり言ってくれるところをいろいろ検索しました。
検索して、一番近いところは口コミがよかったんですが、法律面とかを一切書いてなかった。「悪い部分が書いてない」といったほうがいいですね。この飛ばし方は悪いとかこれはダメだとか、そういうこと一切書いてなかった。それで電話して、「これこれ、こういうことを教えてくれる」かと聞きました。すると、「一応、教えます」と。一応じゃ困るわけです。僕が今飛ばそうと思っているのが、やっぱり海なので。その学校だと、きちんと学べないかなと。いろいろネットで検索して、何十校と見ました。もう、関西の方まで全部見ました。
その中で、中村さん(当スクール代表)がYou Tubedで話していた内容がひっかかりました。それは、前向きな意見というよりは後ろ向きな意見。後ろ向きというのは、「(ドローンは)安全じゃないよ」というもの。そして、「ちゃんとやりたいならうちに来ればいいし、それなりに覚えたいなら他校でいいい」という言い方でした。じゃあ、ここに言ってみようかなと思い、決めました。
それで、中村さんに最新の機体が欲しいと電話で伝えました。すると、「最新の機体は制御が効きすぎているから、うちの練習には使わない」という説明がありました。「制御ばかりされている機体だとうまくならないよ」と。「ちゃんと覚えたいなら、制御の少ない前の世代の機体で練習したほうがいいよ」と。
「確かにそうだな」と思いました。そういうところがよかったですね。
――受講前はどんな不安がありましたか?
同じ埼玉ですけど、僕がいるのは千葉側です。秩父に来るだけでも3時間かかる。考えちゃうエリアなんですね。近くに、10分で行けるドローンスクールがある。また、3時間移動する間に、おそらく50校くらいあると思います。選ばなければ。それで、どうしようと思っていました。
しかし、「ちゃんと学びたい」「飛ばせるようになるにはどこに行けばいいか」と思ったときに、「とにかくここに決めて、1回受けてみよう」と。これで飛ばせなかったら、他校に行っても飛ばせないんだろうなと。自分の問題というか。
不安ではありましたが、ここにはちゃんと道がありました。中級であったり上級であったり。ラジコンをやって、知識も覚えないとダメだよとか。飛ばせればいいだけじゃない。メカに詳しくならないとしょうがない。不安はありましたけど、それを打ち消す道も示してもらえました。それがすごくよかったです。
――受講中に感じた不満はありますか?
とくにないですね。空調も効いていて、暑い寒いはなかったです。インストラクターもフランクに教えてくれました。いい悪いをはっきり濁さず伝えてくれた。それがでかいですね。少人数だったので、質問したときもすぐ返してくれました。あと、受講生同士でディスカッションできました。「ああ、そういうことなんだ!」と。分からなくて聞きづらいことを聞いてくれる人がいたり。1回聞いてくれれば、自分も聞けるようになります。それがよかったですね。
――受講前と後で一番変わったところは?
簡単じゃないからちゃんと覚えようと思いました。もっと簡単だと、正直思っていました。ですが、思った以上に難しい。機体の制御が効かなくなるとか、今までそんな知識すらなかった。全部、制御が効く機体だと思っていました。でも、制御に頼ると限度がある。自分がやりたいのは、制御のない機体です。そうしたら、もっと覚えないとな、もっと練習しないとなと思いました。
――受講前の自分に当スクールを 今なら何と紹介しますか?
ちゃんと覚えたいなら、このドローンスクールがいいよと説明したいですね。普通に飛ばせるようになって、降ろせて。そういうことをちゃんと覚えたいなら、僕はここがいいよって伝えたいです。