決め手は、本格的な技術が学べるコースが豊富にあること「ドローンスクールの評判インタビュー」秋山惠一さん（会社員）

――ドローンを始めたきっかけは？

ドローン業界は、成長産業だと思ったからです。何年か前から面白そうだな、伸びそうだなと思っていました。私はラジコンもドローンもまったく経験はありません。でも、非常に興味がありました。ちょうど60歳になったので、本格的にドローンをやりたいなと。それで、フリークスガレージにおじゃましました。

前々からドローンスクールを探してはいました。しかし、なかなかいい学校を見つけられませんでした。

そんなとき、フリークスガレージのホームページを見ました。これは本格的に挑戦する価値がある産業だし、技術だし、学校なんじゃないかなと思いました。それでまずは「無料ドローン操縦体験会」におじゃました。今日は「初級講習」ということで、トントン拍子にきました。

――他校も見たとのことですが、印象はどうでしたか？

やっぱり、「2～3日で民間資格が取れて、あなたもドローンパイロットだ」というキャッチフレーズは、「それはちょっと違うんじゃないの？」と。そこは信用できませんでした。（他校は）私とは合わないなと思っていました。

――たくさんのドローンスクールの中から私どもを選ばれた決め手は？

決め手は、本格的な技術が学べるコースが豊富にあることです。例えば、「ラジコンマスタークラス」「ラジコンヘリコプター・マスタークラス」など。自分の好きなコースを選べます。そこが魅力ですよね。

今、気になっているコースは「ラジコンヘリコプター・マスタークラス」です。ラジコンヘリは、初級でシミュレーターでもやりましたが、全然飛ばせませんでした。逆に、これが飛ばせたら、達成感や来た甲斐もあるし、それが仕事に結びつけば強い武器にもなる。これは挑戦する価値があるなと思いましたね。

ただ、フライトシミュレーターで自信をつけてから実機を飛ばさないと、落としたら何万円もコストがかかちゃう。そういうのは個人ではできません。学校に来て、指導してもらわないといけない。そういうことからも、ここでシミュレーターや実機を使わせてもらえるのは魅力ですよね。

フリークスガレージなら、1年間じっくり学べるなと思いました。（他校のように）2～3日で終わりと言われても、全然達成感もない。こちらの金額は、（他校）と同じくらいですからね。2～3日で20～30万という学校が多い。比較すると、全然（ここは内容が）違いますよね。ということで、こちらを選びました。

――入学への不安や迷いはありましたか？

埼玉県に住んでいるので、遠くはありませんでした。ですが、金額は安くはないから、お金を払ってどういう対価が得られるかを考えました。（ここは）環境が揃っている。自分で努力して練習して、勉強すればいいだけだから。（学んだ）対価が大きいと思えば、逆に（その金額も）安いのかなと。だから、入学のハードルはあまりなかった気がします。それだけ価値はあると思っています。あとは自分次第、努力次第なので。

――まずは初級講習を終えた、今の率直な感想は？

手強いなと。そんなに簡単ではない。けれども、初級、中級、上級とステップを踏んでやっていけば、時間はかかるが身に付くはずです。うまい人はもっと早くいけるだろうし。着実にステップを踏めるのであれば、少々時間がかかっても、それは（習得までの時間は）個人差の問題だからいいと思います。

この2日間は、非常にいい経験をさせてもらいました。次もやっていきたい気持ちになりました。

――受講中に感じた不満はありますか？

いや、本当に不満はないですね。心配だったのが、受講生が増えると、マンツーマンで見てもらえる時間が少なくなるのではということです。ここは少数精鋭で、プロのインストラクターが指導員になっていると中村さんが言っていたので。

しかし、今日もこんなに朝から晩までみっちりマンツーマンで指導してもらえました。受講生もある程度、絞っているんですかね。10人も20人もじゃなくて、数人単位でやっている。その辺の不安もなくなりました。とくに不満とか不安はありません。

――受講前と後で一番変わったところは？

最初はいろいろな不安がありました。ドローン業界は本当に伸びるのだろうか、成長産業なのだろうか、単に一時的に盛り上がって、消滅するんじゃないかなど。また、自分がドローンパイロットになるにあたって、どういうことをやればいいのか。そういう不安がありました。

しかし、今回それらの不安が払拭でき、非常にスッキリしました。気持ちがクリアに変わりました。もやもやが晴れました。やっぱり実際に実機をいじるのと、現場で活躍する人の声を聞くことが大事。ドローン業界は実際はこうなんだと。例えば、「ドローン業界はいろいろなデマ情報が流れている」とか、「飛ばせないドローンパイロットも多いんだよ」とか、「GPSは切れることがある」とか。そういった、現場を知る人の話は説得力がありますよね。それで、もやもやが晴れました。