屋外で実践的な飛行練習する生徒。程よい風が吹く広いグラウンドで、本番さながらの実践的な練習ができます。

安全・正確に飛ばす
ドローンプロパイロットへの「9ステップ」

ローンプロパイロット養成講座では、0からスタートして仕事ができるようになるまでの、3ステージをご用意しています。まず「ドローンで安全・正確な飛行ができる」ことを目指します。次に、「ドローンで撮影ができる」ように腕を磨きます。最後に、「ドローンで仕事ができる」ようにサポートを続けます。

具体的には、以下の9ステップでカリキュラムを進め、ドローン業界の就職や独立、(法人は)事業化を目指していただきます。
①「UAV初級技能検定」↓
②「UAVステップアップ練習」↓
③「UAV中級技能検定」↓
④「UAVステップアップ練習」↓
⑤「UAV上級技能検定」↓
⑥「各種専門コース」↓
⑦「講師の仕事の助手や現場でのOJT」↓
⑧「実績づくりのための仕事ご紹介」 ↓
⑨「独立や就職(個人)」「新規事業(法人)」の支援
※上記は個人様の基本ステップです。法人様はオーダーメイドで内容をご提案できます

まずは「安全・正確」な操縦を目指す

まずは屋内・屋外で「安全・正確」な操縦ができるようトレーニング。ひたすら地道な練習を続けます。

まずは、ドローンで安全・正確な飛行ができるように①「UAV初級技能検定」からスタートし、⑤「UAV上級技能検定」の合格を目指します。この「UAV技能検定」は、「初級」「中級」「上級」の3段階があります。各級の合格後は以下のスキルが身についています。
初級合格後のスキル/体系的な法律や規制と初歩的な操縦を学ぶことで、安全に留意した飛行ができる
中級合格後のスキル / 基本的な操縦テクニックを学ぶことで、国交省の飛行許可申請に相応しい飛行や簡単な空撮(静止画・動画)ができる
上級合格後のスキル / 応用的な操縦テクニックを学ぶことで、高度な操縦(CM撮影やアクション性の高い動画撮影など)ができる

「UAV技能検定」では、「初級」「中級」「上級」の受講後に試験を行います。「中級」と「上級」の試験は非常に難しいです。中級の初回合格率は80%、上級の初回合格率は20%です(追試可能)。なぜそれほど難しいのかというと、すぐに墜落させ事故を起こすパイロットになってほしくないからです。また、卒業した生徒を自信を持って企業に紹介したいからです。「うちの生徒は即戦力ですよ」と。そのため、上級を卒業すれば誇りを持ってプロを名乗れます。ただしそれには、試験が簡単では意味がありません。ときどき「合格率が90%以上」みたいな学校を見かけます。うちは違います。大切な生徒に事故や墜落、法律違反をさせないために試験は難しくしています。だからこそ、試験前には相当の練習が必要です。

そのため、試験対策として「初級から中級」「中級から上級」の間に「UAVステップアップ講習」という練習会を設けています。この練習会で、基本から応用の操縦テクニックを徹底的に習得します。ステップアップで上達できるよう、生徒一人ひとりのカルテも作っています。「UAVステップアップ講習」は、月謝や一括払いではなくチケット制なので、無理な出費をせずに自分のペースで参加できます。このコースで実力をつけてから試験に臨むよう、私は生徒さんに勧めています。

上級合格を目指すための練習は地味です。当スクールでは、派手なテクニックやパフォーマンス的な操縦は身につきません。なぜなら、仕事の現場で求められるのは「手動による繊細な操縦力」だからです。手動でコントロールできるからこそ、予期せぬアクシデントに対応でき、機体を安全に帰還させられます。また、繊細に操縦できるからこそ、クライアントの期待以上の映像が撮影でき、リピートしてもらえて、安定した収入につながります。こうしたスキルは、毎日1時間以上のコツコツ練習を続けないと習得はできません(代表の中村も毎日練習しています)。プロがやっていることは、「よく分かっている人からのフィードバックを受けながら、長く練習を続けること」だけです。続けたことだけが、現場での自信になります。

「上級合格後」は専門分野を極める

ドローンの機体制作や送信機の設定、修理方法なども講習。飛ばすだけでなくメンテナンスも学べます。

上級合格後は、ドローンで卒なく撮影・データ取りができるように、⑥「専門コース」で専門的な知識とスキルを磨きます。上級合格の段階ではまだ高度な飛行ができるだけなので、安定して仕事を受注するには、各分野の専門知識やスキルが必要です。当スクールで受講できる専門コースは以下の通りです。

「ラジコン・マスタークラス」対象:初級~ドローンの土台にはラジオコントロールのシステムがあります。内部構造を知ることで、現場に合わせた最適な飛行設定ができます。また、簡単なメンテナンスや修理が可能に。墜落や事故も予防できます
「UAV機体制作クラス」 対象:初級 ~ようやく日本の大企業もドローンの機体制作に乗り出しました。今後、機体の制作やメンテナンスの仕事が増えていきます。ドローンの免許制に合わせて、いわゆる機体の車検制度もできるでしょう。機体をいじれる、作れることは、手に職をつけることと同じです。
「ラジコンヘリコプター・マスタークラス」対象:中級~2022年12月5日からスタートした「無人航空機操縦士試験」(ドローンの免許・国家資格)でも、回転翼航空機(ヘリコプター)の一等・二等実地試験があります。ラジコンヘリが飛ばせると、農薬散布を効率よくできます
「ラジコン飛行機・マスタークラス」 対象:中級~ 2022年12月5日からスタートした「無人航空機操縦士試験」(ドローンの免許・国家資格)でも、飛行機の一等・二等実地試験があります。ドローン測量を効率よく行うために、現場ではラジコン飛行機が使われることがあります
「マイクロドローン・マスタークラス」 対象:中級~ 狭い空間の調査や点検では、マイクロドローンが重宝されています。
「UAV自動航行技術クラス」対象:上級~
(法人は中級~)
ドローンを自動で、決まったルートで飛ばすには専門的な知識と技術が不可欠です
「UAV写真測量技術クラス」 対象:上級~
(法人は中級~)
通常数日かかる測量を数時間で済ますには、写真測量の技術が不可欠です
「UAV調査技術クラス」 対象:上級~
(法人は中級~)
ドローンを使った調査作業には、 操縦のコツや気をつけるべきことなどのノウハウがあります
「UAV点検技術クラス」 対象:上級~
(法人は中級~)
ドローンを使った点検作業には、操縦のコツや気をつけるべきことなどのノウハウがあります
「映像制作マスタークラス」 対象:上級~ 企画やコンセプト、シナリオやプロット(構成)の作り方、構図、カメラの基礎知識、デザインの基礎知識、映像の撮り方、編集、作品化、実地での撮影ワークなど
「独立・就職・新規事業 準備クラス」 対象:上級~ ドローンの仕事の心構えや作法。 仕事現場やクライアントについて。ビジネスの基本、マーケティング、営業方法、応募すべき企業の見分け方、履歴書・職務経歴書の書き方、面接練習、独立起業の仕方、広告出稿、ホームページ作りなど(個人か法人かで内容が変わります)
「インストラクター養成講座」 対象:上級~ 現在、ドローンスクールが1000校以上あるため、今後インストラクター募集があちこちで増えていきます
※「専門コース」は各コースごとの予約、お支払いとなります
※「専門コース」はオプションのため、受講は任意です

最後はドローンを「仕事」に結びつける

これから仕事に取り掛かる当スクールの上級パイロット。現場では「安全・正確」な操縦が求められます。

専門コースの中でも、特に「独立・就職・新規事業 準備クラスでは、本格的な仕事経験が積めます。このコースで、まずは⑦「講師の仕事の助手や現場でのOJT」を受けます。具体的には、まずパイロットの補助員として、飛ばす人の周りの安全確認などから業務を覚えていきます。そうしながら、徐々に現場でしか体験できないことを学んでいきます。

次に、ある程度現場にも慣れ「これなら仕事をおまかせできる」と判断できれば、⑧「実績づくりのための仕事のご紹介」をします。実際に、当社の協力会社の案件を受けていただきます。最初は、一緒にそばに付いてお教えしますので安心を。ただし、仕事なので非常に厳しく指導します。覚悟してください。仕事後は、正規の報酬(1時間ほどの業務で1~5万円程度/内容による)をお支払いしています。

そうして、一旦の目標として仕事実績を最低でも6件以上つくりましょう。これくらい実績があれば、独立を目指して新規営業するにも、就職を目指して企業の面接を受けるにも、新規事業をスタートするにも、非常に有利になるはずです。なぜなら、独立や就職、新規事業スタート前にここまで本格的な仕事実績をつくれるパイロットや企業が、日本にはほとんどいないからです。具体的な実績の作り方は、例えば屋根の点検なら、実際に点検をし、映像やデータを取り、営業先や就職先の企業に出せるよう編集する、というものです。測量や調査などでも同じことが可能です。そうして実績を6件以上作れば、独立や就職をされる際に、こちらでも魅力的な人材としてあなたをプロデュースし、送り出せます。

実績づくり後も、「独立・就職・新規事業 準備クラス」では、⑨「独立や就職(個人)」「新規事業(法人)」の支援 を続けていきます。ここまでくれば、仕事の取り方からクライアントとのやり取りの仕方までお伝えします。具体的には、あなたが安心して独立や就職、新規事業のスタートができるよう、以下のようなサービスで応援します。
●継続的な協力会社の仕事紹介
●仕事を受注するためのホームページ作成
●チラシやネット広告など広告媒体の作成代行
●広告の運用や集客の代行
●営業や面接のロールプレイング練習
●地元で開業できるようサポート(生徒同士で競合しないよう1都道府県3名限定)
●仕事で必要な機体の購入や設定、作成などのサポート
●コンサルティング(業務上分からないことなどがあればご一報を)
などなど、他にも必要に応じて追加。

また、独立や就職、新規事業スタート後も、引き続き協力会社へのご紹介が可能です。ご紹介できる分野は、測量や点検、調査、空撮、農薬散布です。もちろん、企業が求める仕事をこなせるかどうかはご本人のスキル次第なので、「必ずご紹介する」というお約束はできません。しかし、クライアントが求めるスキルが身につけば、間違いなくご紹介できます(提携している大手企業は、数百の案件をもっています)。引き続き、実績づくりにご活用ください。もちろん、お仕事後は相応の報酬をお支払いします。金額は、1回1~2時間のフライトで1万~10数万円です(内容による)。

ちなみに「UAV」とは「無人航空機」のことで、ドローンの正式な呼び方です。ドローンは兵器という意味も含んでいるため、業界によってはドローンと呼ばない場合があります。特に測量業界では「UAV」という言い方が一般的です。こういうことも、知らないと恥をかいてしまいます(当サイトでは、初心者さんも分かるようにドローンという言葉を使っています)。

大手企業や国の管轄機関も導入

株式会社ビックカメラ

株式会社ビックカメラ

2017年2月から、「ビックカメラ」さんより提案をいただき、池袋店やカメラ館本店、新宿西口店、ビックロなど都内の複数店舗でも、当社の講習を扱っていただいています。

日本キャタピラー合同会社

日本キャタピラー合同会社

大手重機会社「日本キャタピラー」さん。こちらでは職員さん向けにドローンの講習をし、パイロットを養成しています。また、中村自身が、パイロットとして重機の新製品のCMやPV用の動画撮影も担当しています。

独立行政法人 水資源機構

独立行政法人水資源機構

「独立行政法人水資源機構」さんは、国交省を中心に国が管轄する機関です。ここでも職員さん向けにドローンの基礎講習をしたり、契約パイロットとしてダムの映像を撮ったりしています。ダムの映像や写真は、観光用のPVやダムカードとして使われています。

その他、多数の導入実績

埼玉県秩父郡の横瀬町の依頼で「ドローン操縦体験会」を開催。20名近くの大人が参加。
リピーター多数(毎年開催)で、アンケートでも98%の高評価を受ける。
秩父郡市の消防、警察関係、埼玉県の防災課、国会議員の秘書など40名余りを招いて
UAVによる災害対策デモンストレーションを実施
西武鉄道株式会社、横瀬町、一般社団法人横瀬町観光協会の依頼で「ドローン操縦体験イベント」開催。
大型ドローンを前に講習をする代表の中村一徳

15年間守られてきたカリキュラム

当ドローンスクールのカリキュラムは、代表の中村が15年以上、ドローンに携わってきた内容が詰まっています。中村は、2000年の初め頃から大手企業と一緒にドローンの機体を作り上げてきました。また、その機体を「マルチコプター」と名付けました。日本で早くにドローンスクールも開校してきました。そうした歴史に裏打ちされているのが、当校のカリキュラムです。さらに、カリキュラム内容には、46年以上ラジコンに携わってきた知識や経験も含まれています。

カリキュラム内容は、受講生に秘密厳守をお願いしており、安易に書籍やネット上にも露出をしていないため、他社に真似されることがありません。当スクールでは、マルチコプターだけでなくラジコンのヘリコプターや飛行機といった機体も使って、オリジナリティの高い内容の練習をします。すべては、マニュアル(手動)による「安全飛行」を習得するためです。

「無料ドローン体験会・講習説明会」の予約

ドローンを仕事にするには「資格」ではなく、現場で通じる「知識」と「技術」が必要です。プロ歴15年、日本でマルチコプター(ドローン)を開発・普及した講師が、これ以上、事故や墜落が起きて規制が厳しくならないよう「安全」「正確」に機体を飛ばす「知識」と「技術」を伝授。簡単じゃないからこそ、二人三脚で長期サポート。新たな収入・事業の柱をつくって家族に安心を。