ドローンの世界でプロになるには、まず何から始めればいいですか?

まずは、ラジオ・コントロール(無線操縦/ラジコン、RC)を学ぶとよいです。なぜなら、ラジオ・コントロールの知識や技術が、この世界のプロとアマを分ける決定的な違いだからです。現在、皆さんが認識しているマルチローター型の機体を最初に開発したのは、当社代表の中村が所属するチームです。極めて操縦が難しく高価なラジコンヘリを、簡単にかつ安価に楽しめ、仕事にも使えるようにと今のドローンと呼ばれる機体を開発しました。その第一人者である中村が、「ドローンのベースはラジコン」と言い切っていることからも、いかにラジオ・コントロールが重要かが分かります。ただ、最近ドローンを始めた人たちにはラジオコントロールを学ぶと良いということはほとんど知られておらず、日本に1400校ほどあるドローンスクールの99%はラジオコントロールを教えていません(教えるノウハウがない)。そのため、ドローンのプロと言われる人たちが墜落や事故をしょっちゅう起こしています。
参考:国土交通省のHP「無人航空機に係る事故等報告一覧」

ラジオコントロールは、インターネットには正しい情報がないため非常に学ぶことが難しいので、まずはタミヤ社やフタバ社、京商社など、大手ラジコンメーカーを調べてみるとよいのではないでしょうか。中村も上記の企業とは長年懇意にしており、毎年「静岡ホビーショー」などの大規模な展示会の業者日に伺い、各社から一次情報を入手しています。逆にやってはいけないのが、You Tubeやネット検索で素人から学ぶことです。ネットの情報は、ラジコンを50年学び続けてきた中村からすると「間違いしかない」ということです。くれぐれも情報収集には注意してください。この世界、情報収集の時点からプロになれるかどうか(事故を起こすパイロットか安全に業務を遂行できるパイロットか)が決まってしまいます。

こちらでドローン免許(国家資格)は取れますか?

当校は「登録講習機関」ではないため、免許取得についての授業はしておりませんが、フリークスガレージの生徒は、遊びや記念でドローン免許の一発試験(一等無人航空機操縦士)に行くと、100%合格します。一方、40~100万円もする登録講習機関(他のドローンスクール)で学んだ方のドローン免許の合格率は、20%程度なんだそうです。なぜこの裏情報を知っているかというと、当校に通う生徒の中に、仕事で登録講習機関の監査を担当している方がいて、そう教えてくれたからです。なので答えとしては、「当校ではドローンの国家資格用の勉強はしていませんが、生徒は100%免許を取って帰ってくる」ということになります。なぜそこまで合格率が高いのか。理由は簡単で、代表の中村が15年前から誰よりも早く「現場で通じるドローンの安全飛行」を教えてきており、その膨大なノウハウが当校にはあるからです。

現在、国家ライセンス2等回転翼マルチローター基本技能証明を取得しています。今後、限定変更、目視外、夜間、1等取得を考えています。この状態で「UAV「初級」技能講習・検定」受講のメリットはあり ますか?

受講のメリットがあるかどうかは、ご自身の目的によってしまいます。よって、ここでは事実のみ回答致します。
・現在、1等の国家資格を持った人が当校に来ますが、当校の初級の試験に合格できないことがございます(現場に出たら100%事故ります)。
・当校で初級を合格したあと、「UAVステップアップ講習」で3ヶ月ほど練習した生徒が、とくに勉強せずに1等の免許を一発試験で受験すると、100%合格します。
・その際、すべての生徒は「免許がこんな簡単に取れていいんですか?」とコメントしています。
・当校に来る生徒の目的は、「ドローンの仕事で事故を起こしたくない」「長く安定して稼ぎたい」「他校や民間資格・国家資格では学べない現場のノウハウを吸収したい」ということがほとんど。 ・当校の生徒がドローン関連で就職や起業をする際は、民間資格や国家資格はまったく関係なく仕事を得ている(面接官やクライアントに圧倒的な実力や実績を見せられるため)。
これらを含めて、「UAV初級技能講習・検定」受講のメリットを検討頂ければ幸いです。

1年間、通わなければなりませんか?

1年という期間を限定しているわけではありません。法律を守った安全なドローン操縦ができ、クライアントが満足する映像やデータが撮れて、単価が数万円以上の仕事を得られるまで、うちで学ぶと「平均1年はかかる」ということです。プロになるなら、ドローンをまるで自分の手足のように扱えなくてはなりません。また、企画の立て方やロケハン、映像やデータの撮り方、編集など、映像に関しても勉強が必要です。当然、個人の生徒さんは就職か独立(起業)、法人の生徒さんは自社での導入によるコスト削減や新規事業の成功を目指す段階で、自分の強みのPR方法やマーケティングなども習得しなければなりません。これらの習得が、数日~数週間では無理だということは、すでにご理解いただけていると存じます。つまり、うちは、長く通いながら「操縦」「撮影」「仕事」の3段階をステップアップで習得し、最終的に高額報酬や安定収入を目指す、そのような学校ということです。

当スクールは、ご自身のペースで続けられます。なぜなら、仕事でドローンを飛ばせるようになるには個人差があるからです。半年で上級を合格する人もいれば、3年かかる人もいます(実際、初めてドローンを飛ばして5ヶ月目には仕事デビューした生徒もいます)。ただ、「初級」のみの受講であれば、2日間(約12時間)で修了できます。趣味でドローンを飛ばすだけなら、それで十分です。

参考までにお話すると、当ドローンスクールでは「中級」を卒業するまで、多くの個人の生徒さんが平均1年ほどかかっています(法人様は平均3ヶ月)。例えば、今インストラクターをやっているある生徒さんは、かつて毎週2~3回はお店に来て練習しており、それでも中級試験に落ち、合格までに1年ちょっとかかりました。上級の合格となると、さらにそこから平均して1年以上かかっています。

なぜ1年もかかるのかと言えば、ドローンを操縦してお金を稼ぐには職業訓練が必要だからです。一般的に専門学校というと、数十万~数百万円を支払い、卒業するまでだいたい1~3年かかります。数年かけて、知識や技術などをみっちり学ぶわけです。そうしないと、仕事の現場には出られません。これはドローンも同じです。長くかかります。そのため、2~3日のカリキュラムを学んだくらいでは、仕事の現場では通用しません。仕事では、ただ操縦ができればいいわけではなく、クライアントの問題解決にドローンを使えなければならないからです。また、もし短期間で学んだ気になると、事故の確率が増えます。最悪、機体の破損や物損、人体を傷つけるといったこともありますので、くれぐれもご注意ください。ちゃんとしたところで習わなかったために、資格を持っていても、書類送検や逮捕されているパイロットは多いのが現状です(国土交通省HP「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」内の「5.無人航空機による事故等の情報提供」参照)。

もちろん、途中で挫折される方もいます。人により、ドローンの操縦が向いている・向いていないということがあるからです。実際に操縦してみて「自分には合わないな……」と感じる人もいます。また、ご自身のペースで学べるとはいえ、プロになるまで長く当店に通うことになります。もし当店がご自宅から遠い場合、通うのが難しいかもしれません(店は埼玉県の秩父地方にあり、都内から電車で約2時間ほど)。さらに、講師との相性の良し悪しもあります。

だからこそうちでは、費用のお支払いを生徒さんの負担が少ないようにしています。例えば、うちの学校は以下の流れでレベルアップしていきます。
①「UAV初級技能検定」↓
②「UAVステップアップ練習」↓
③「UAV中級技能検定」↓
④「UAVステップアップ練習」↓
⑤「UAV上級技能検定」↓
⑥「その他専門コース」
この中で「UAVステップアップ講習」は、生徒さんによって受講日数が変わります。同じ練習をしても、一人ひとり身につくスピードや理解度などが全然違うからです。そのため、「UAVステップアップ講習」は、受講ごとのお支払いにしています。それにより、「もうここまででいいかな」「自分には向いていないな」と感じた際に、その人が「まとめてお金を払っちゃったから仕方なく次のコースに進まないと……」というリスクを犯さなくて済みます。そして、自発的に「上を目指したい!」と思われた場合だけ、次にお進みいただけます。

長く通えるからこそ、高額報酬・安定収入のドローンパイロットを目指せます。年単位で通うことで、プロとしての「心構え」「知識」「技術」を、基礎から応用まで習得できます。非GPS環境下でも手足のように機体が飛ばせます。仕事現場での飛行経験も積めます。それにより、知らずに法律を犯したり、簡単に墜落させたりすることがなくなります。また、「なにを撮ればいいのか?」「なぜそう撮るのか?」「どうやって編集するのか?」なども学べます。つまり、大手の企業が欲しがる人材になれるので、高い報酬の仕事にも就きやすくなるわけです。長く安定して稼げるので、ご自身だけではなく家族も安心できるはずです。

プロになるまでいくらかかりますか?

どこまでを目指すかで費用は変わります。

ドローンは趣味程度に、でも法律違反の飛行をしたくない、機体を簡単には墜落させたくないということでしたら、初歩中の初歩を習得する「UAV初級技能検定 ¥232,000」で十分です。初級は、2日(約12時間)の講習となります。

ドローン操縦の基礎知識・技術(静止画の撮影や簡単な動画の空撮ができるレベル)を習得されたい場合、初級合格後に中級合格を目指すため、初級後から少なくとも以下の費用がかかります。
約¥288,000(=「UAVステップアップ講習 約¥200,000※」 +「UAV中級技能検定 ¥88,000」)
※中級合格まで20時間、「UAVステップアップ講習:¥10,000/1回の受講あたり」で計算
※上記は過去の実績で、個人差があります
※「UAVステップアップ講習」の料金のお支払いは受講ごとです

ドローン操縦の高度な知識・技術(高度な動画撮影など高報酬の仕事や安定した収入が得られるレベル)を習得されたい場合、中級合格後に上級合格を目指すため、中級合格後から少なくとも以下の費用がかかります。
¥499,000(=「UAVステップアップ講習 約¥400,000※」+「UAV上級技能検定 ¥99,000」)
※上級合格まで40時間、「UAVステップアップ講習:¥10,000/1回の受講あたり」で計算(合格までの期間は個人差があります)
※上記は過去の実績で、個人差があります
※「UAVステップアップ講習」の料金のお支払いは受講ごとです

ドローン操縦の仕事で独立や企業への就職を目指すのであれば、上級合格後に専門スキルを習得するため、上記のほか、以下に列挙された専門コースごとの費用がかかります。
●「ラジコン・マスタークラス」(対象:初級合格者~)
●「UAV機体制作クラス」(対象:初級合格者~)
●「ラジコンヘリコプター・マスタークラス」(対象:中級合格者~)
●「ラジコン飛行機・マスタークラス」(対象:中級合格者~)
●「マイクロドローン・マスタークラス」(対象:中級合格者~)
●「UAV自動航行技術クラス」(対象:上級合格者)
●「UAV写真測量技術クラス」(対象:上級合格者)
●「UAV調査技術クラス」(対象:上級合格者)
●「UAV点検技術クラス」(対象:上級合格者)
●「映像制作マスタークラス」(対象:上級合格者)
●「独立・就職準備クラス」(対象:上級合格者)
●「インストラクター養成講座」(対象:上級合格者)
※専門コースの多くは、オーダーメイド性が高いため受講前に費用が決まります(例:コースにより¥20,000~¥500,000ほど)。
※お支払いは受講ごとです
※受講の義務はなく、自分の希望に応じた好きなコースが選べます

それ以外は、結局、一番費用がかかるのは機体を含めた道具代です。道具で飯を食うのがドローンの世界です。プロとして仕事をする以上、クライアントの要望に応えるにはさまざまな機体を持っていないといけません。1台数十万円の機体を複数台買えば、それなりにかかります。また、他にもバッテリーや送信機、周辺機器などいろいろと揃えなければなりません。これは、プロのカメラマンが撮影対象に合わせて複数の高価なカメラやレンズを持っているのと同じことです。当然、練習段階でも、GPSで自動的にホバリングする機体が1台あればいい、なんてことはありません。仕事現場では突然GPSが切れることもあります。そのため、練習用にGPSやセンサーが切れる機体も必要です。

とはいえ、もちろんお支払いは一括まとめてではなく、各コースの受講ごとです。また、初級を受講後、他のコースの受講義務はありません。ご自身のペースで続けられ、進みたいところまでで終了できます。機体も、無駄にあれこれ買わずに、まずは希望する進路に合ったものを手に入れれば大丈夫です。機体やコースの選び方について、無料でカウンセリングもやっています。当然、無理な売り込みをすることはありません。私どもは、長い目で見た「安全・正確に飛ばせるプロの育成」だけを考えています。これ以上、事故や墜落が増えて規制が厳しくなるのは嫌だからです。

費用が高くないですか?

高いか安いかはあなたが決めてください。その際、以下の比較が参考になるかもしれません。

一般的なドローンスクールの費用は、1時間あたり約1万6,000円です。
※1日8時間、2日の受講(16時間)、受講費平均25万円で計算(250,000÷16=15,625)

一方、私どものスクールの費用は、1時間あたり約9,800円です。
※初級を含め、中級合格まで平均41時間の受講、受講費約40万円(会員価格)で計算(400,000÷41=9,756)

また、より上を目指すのであれば、1時間あたり約8,100円です。
※初級・中級を含め、上級合格まで平均80時間の受講、受講費約65万円(会員価格)で計算(650,000÷80=8,125)

それから、これはドローンの話ではありませんが、他の職業分野では、もし専門学校に通うと初年度だけで100万円以上かかるところもあります。そもそも、うちはドローンスクールではありません。分かりやすいようにそう名乗っているだけです。ここは、ドローンを仕事にするための養成所です。数ヶ月~数年単位で通い、スキルを習得し、卒業後は仕事の紹介や独立・就職のサポートを受け、プロとしてデビューする、まるで専門学校のような機関です。だから、他のドローンスクールと比べることはできません。なにより、受講時間が違い過ぎます。

また、私どもは生徒さんの技術力向上に関係のない経費を使わない方針です。例えば、キレイなだけで情報が少ないホームページを、50万~100万円払って業者に作ってもらうようなことはしません。過剰な広告宣伝もしません。また、ただ広いだけの室内・屋外の練習場を設備投資することもありません(障害物がなかったり、風の吹かない環境で飛ばす仕事などないからです)。そうした無駄な経費をかけない分、その費用を生徒さんからいただかなくてもいいのです。純粋に講習料だけいただいています。

ちなみに、もしドローンのプロパイロットとして仕事を請け負えるようになれば、すぐに元は取れます。仕事の単価は、ピンからキリまであります。できれば人に言わないで欲しいのですが、代表の中村の場合ですと、測量の現場なら1日5万円くらい。動画撮影であれば1日15万円、編集込みで30万円。CMの撮影も同じくらいです。事例として使わせてもらうことがあるので安く請け負っていますが、それでも飛ばす時間が少ないので割はいいです。例えば1日15万円の仕事なら、1回15分のフライトを4~5回くらい、合計しても1時間弱です。時給にしてみれば、けっこうよくないですか? 10時間飛ばせば、100万円以上稼げます。今はまだライバルも少ないので、早くスタートしたもの勝ちです。

これらを踏まえて、他校1時間あたり約1万6,000円と当校1時間あたり約8,100円~9,800円が高いか安いか、その費用対効果をあなたで決めてください。

クレジットカード払いや分割払いはできますか?

できます。各種のクレジットカード払いが可能です。また、2回払いやリボ払い(VISA、Masterのみ)にも対応できます。詳しくは「無料ドローン操縦体験・説明会」でお訊ねください。

DJIの機体なら誰でも簡単に飛ばせるから、スクールに通わなくてもいいのでは?

簡単に飛ばせるのは錯覚です。DJIの機体が、自動で障害物を避けたり空中で停まっていたりするのは、GPSや各種センサーが正常に働いているときだけです。実際には、建物や山などでGPSが入らなかったり環境によって各種のセンサーが働かなくなることが多々あります。突風や太陽フレアの影響、2.4GHzの電波があちこちで飛び交っている、鳥の襲撃があるなど、空では、さまざまな不測の事態が起こります。不測の事態が起きたら、すべて自分の指で機体をコントロールしなければなりません。それがいかに難しいかは、当校の「無料ドローン操縦体験会」に来ると、一撃で理解していただけます。

ドローンの操縦を簡単だと言うのは、大変危険なことです。機械は完全ではありません。いつ不測の事態が起こるか誰にもわかりません。自動車で言えば、あなたは免許取り立ての大切な人に「車の運転なんて簡単だ」と言うでしょうか?「慎重に」「くれぐれも気をつけて」と注意を促すと思います。車は陸だから、何かあってもある程度は自分でコントロールできます。ドローンは空なので、何かあれば墜落します。コントロール不能となり、最悪人の命や財産を傷つけてしまいます。くれぐれも「簡単」「誰でも飛ばせる」と言っている人には注意してください。

ちなみに、DJIの機体しか飛ばせないのはプロではありません。プロはクライアントの要望を満たすために、さまざまな機体を飛ばせなくてはいけません。自分の指の操作だけで空中で停め続けておかなくてはいけない、そんな機体も飛ばします。「DJIの機体は、使う道具のほんの一部」だと考えてください。大工で言えば、ノコギリも使うしカンナも使う、ノミも使うということです。

上級を合格すれば仕事を斡旋してもらえるのですか?

上級合格後から仕事の斡旋ができますが、毎月決まった数の案件をご紹介するわけではなく、条件も厳しいです。仕事の斡旋は、あくまで生徒さんの就職や独立、新規事業を応援するサービスです。就職や独立、新規事業のスタート時にドローンを使った仕事実績があれば、成功確率が高くなります。その実績作りをサポートするためのサービスとお考えください。実際に仕事を獲得するのは生徒さんご自身です。例えば、自分のホームページを作り、そこに最低6件は詳細を解説できる実績を載せていないと、新規顧客の獲得は難しいでしょう。また斡旋時は、プロとしてのマナーや知識、技術があり、仕事用の機体を持っていることは最低条件となります。「独立・就職・新規事業準備クラス」では、それらを完全サポートしています。

「UAV技能検定」は2日連続で受講しなければなりませんか?

2日連続で受講していただいています。そのほうが講座で学んだことを覚えているので、試験に受かりやすいということがあります(もし試験に落ちてしまうと、次に試験を受ける際は再試験料がかかってしまいます)。2日連続がどうしても難しい場合はご相談ください。 → 現状、席の空き状況から、ご要望にお応えすることが難しいです。

必ず上級まで合格しなければなりませんか?

いいえ、希望するレベルまでの受講で大丈夫です。

もしドローンを趣味で飛ばすだけなら、初級合格までで十分です。初級合格後は、法律を守り、簡単に墜落させない安全な飛行ができます。ただ、事故や墜落を気にせず、自由自在に気持ちよく機体を飛ばしたいなら、上級合格をお勧めしています。上級に合格すればラジコンのヘリや飛行機も飛ばせますので、マルチコプター(「Mavic」や「Phantom」など)であれば、目をつぶってでも飛ばせます。高度な技術があれば、「空に機体を飛ばす」ということの楽しさを、本当の意味で体験できます。

もし高い報酬が得られる、安定的に稼げる「UAVプロパイロット」を目指すなら、上級合格は必須です。なぜなら、上級合格で得られるスキルがあれば、数十万~数百万円のギャラが貰える仕事に対応できるからです。例えば、アクション性の高い動画撮影(50kmで飛ぶ機体を機体で追いかけるなど)やCM・映画撮影などがそうです。進路が決まっていないのであれば、とりあえず上級まで合格しておくことをお勧めします。なぜなら、これからマルチコプターしか飛ばせないパイロットが激増してくる中で、これだけのスキルを持つパイロットは全国的にも希少だからです。就職や独立するとき、どの分野に進むにしても有利です。

ドローンに関連する業界(測量や建築土木、物流、映像制作など)の知識や経験がないのですが、上級を出た後に仕事につなげられますでしょうか?

大変申し訳ありません。私どもは、あなたを安心させられる答えを持っておりません。どなたに対してもそうですが、耳に心地よいことを言って、安易にドローン業界にお誘いするようなことを私どもはしていないからです。

そこで、もし「あなたの友達が以下の質問をしてきたら、あなたはどう答えるか」を考えてみてもらえますか
————————————–
「私は、あなたの仕事の業種・業界に詳しくないし知識・経験・経歴も無いけど、すぐに仕事につなげること(就職や独立、事業化)はできますか?」
————————————–

上記の質問を友達がしてきたとして、それにあなたが答える内容が、今のご自身への答えになるはずです。なぜなら、自分の答えられること以上のものは、今の自分の中には無いからです。なので、私どもがどんなに言葉を尽くしたとしても、完全にあなたの不安を消すことはできません

あなた自身が発する答えを深く味わってみてください。それからどうするか決めていただいたほうが、ご自身のためにもよいかと存じます。抽象的な回答になってしまい申し訳ありません。一度、ご検討いただければ幸いです。

大規模災害時の情報収集にドローンを使用できる資格、技術はどの程度必要か? 金額と日数を教えて頂きたいです。

(ご質問全文)
女性消防団員です。大規模災害時には、ドローンが必須と確信しています。地方の消防団は山間部などの情報収集にドローンを活用する、ドローン隊があります。東京23区では全くそのような動きはまだありません。分団独自でドローンを購入しようか、との話しもありますが、法律もまだ理解できていない為、先に進みません。大規模災害時の情報収集にドローンを使用できる資格、技術がどの程度必要か金額と日数を教えて頂きたいです。ちなみに、第三級陸上特殊無線技士の資格はあります。

災害時にドローンを使うために有効な資格や技術は、簡単にお伝えできるものではございません。 例えば、現在、日本でまったくドローンが活用されていない理由として、国土交通省と大手ドローンスクールの癒着など、根の深い問題があるからです。 簡単にお話できる内容ではないため、紙幅の限られたメールでお答えするのは、困難が伴います。 もしよろしければ、当校の「無料ドローン操縦体験会」にて、代表の中村と顔を合わせてじっくり質問・対話していただくのはいかがでしょうか?
https://www.freakscafe.com/drone/yoyaku

このメールでは、簡潔にお伝えできる範囲で私たちが知る、ドローンを取り巻く問題点をお話いたします。

●様がおっしゃるとおり、今日本では、ドローンによる災害調査や救助は、まったく実用段階にたどり着いていません。 災害調査や救助だけでなく、物資輸送や点検、測量といった分野においてもそうです。 ドローンの導入や運用が遅れていることについて、当社代表の中村も、非常に憤りを感じています。

例えば以前、埼玉県の秩父で起きた土砂災害で、ドローン調査に中村が呼ばれたときのことです。 現場には地元の消防や警察、森林組合も集合し、彼らがまずドローンを飛ばすことになりました。 しかし、1時間立っても機体が飛び立つ気配がありません。 結局、消防や警察、森林組合の方々はドローンを1回も飛ばせず、私たちだけがドローンで調査をしました。 なぜ彼らが飛ばせなかったのかというと、現場の知識と技術、そして経験がまったくないからです。 具体的には、その現場は、機体にGPS信号(「機体が空中で停まり続けるための機能」)が入らないところでした。 しかし、災害現場のようなところでは、さまざまな要因から、機体にGPS信号が入らないのは当たり前のことです。

GPS信号が入らないところでも手足のように機体を飛ばせなければ、人助けにドローンは使えません。 なぜなら、墜落事故や二次災害につながるからです。 彼らはGPS信号が入る、例えば広いグラウンドで風も吹いていないところでしか、ドローンを飛ばせませんでした。 ちなみに、こういう方々は、大手ドローンスクールの民間資格や国家資格(一等無人航空機操縦士)を持っています。

これは特別な例ではありません。 ドローンに関する、今の行政や企業、団体のごく一般的なレベルの話です。 なぜそう言えるかというと、私たちのもとには全国から、消防や警察、自衛隊といった国の関係者も訪れるからです。 彼らの話を聞いていると、国や企業がドローンを活用できるまでには、まだまだ何年もかかるなという気になります。 自衛隊ですら、1000万円もする機体をじゃんじゃん何機も墜落させているくらいです(私たちの税金です)。

本来、中村のような現場で活躍するパイロットが増えれば、もっとドローンは普及するはずです。 例えば、今回の能登半島地震でも、本来もっとドローンを活用し、多くの人を助けられるはずなのです。 しかし、大きな災害のときほど、国とべったりの機関からしかドローンパイロットが派遣されません。 ただ、彼らの知識・技術はさきほどお話したとおりです。 免許はあるが、現場で仕事を遂行できないのが現状です。 法律が絡むこともあり、本当に必要なパイロットが活躍できないのです。

他にも、下記の問題により、ドローン活用の進歩が遅れています。
・1400校以上も乱立するドローンスクールによるパイロット教育の質の低下
・ドローン資格を発行する大手企業と国の癒着
・かたちだけのドローン免許
・現場経験が豊富なパイロットがほとんどいない
などなど。

限られた紙幅の中で一部のことしかお話できませんでしたが、参考にしていただければ幸いです。 ●様のような意識の方が増えれば、きっと日本のドローンを取り巻く状況はよくなると確信しております。 この度はお問い合わせありがとうございました。 よろしくお願い致します。

※プライバシー保護のため、文章内に出てくる個人名は●で伏せております

ドローンを仕事ではなく、まずは趣味でと考えていますが、安全に飛ばしたいのでフリークスガレージさんで習うことはできますか?

はい、できます。当ドローンスクールの一番の強みは、どんな機体でも「安全・正確」に操縦できる知識と技術を身につけられるところです。実際、ドローンを趣味にされている方で、事故や墜落が怖いからと学びに来ている方もたくさんいます。どこかでドローンの資格を取っても、バンバン墜落させているパイロットさん(プロ・アマ関係なく)は多いです。それは、国土交通省の無人航空機の事故事例を見れば一目瞭然です。なので、「安全に操縦すること」を、代表の中村は何よりも大切にしています。「安全に飛ばしたいので」という動機は、当ドローンスクールに最も適しているかと思います。

趣味で飛ばすことだけが目的であれば、お申し込みは「UAV初級技能講習・検定」年間サポートの「UAV CLUB」のみで十分ではないでしょうか。他のスクールを出られてうちに来た生徒さんに話を聞くと、「UAV初級技能講習・検定」だけでも、内容がそれとはまったく別物とよく言われます(無料体験会で生徒に聞いてみてください)。初級だけなら年間サポートがついて、他校と同じくらいの費用です。機体を手足のように操縦できれば、もっと飛行を楽しめますしもっと安全・正確に飛ばせます。そこまでご希望の場合は「UAV上級技能講習・検定」を受けられることをお勧めします。

国交省への飛行申請は10時間以上の飛行経験が必要ですが、御校でのUAV初級技能講習・検定では実技が数時間なので、この飛行経験では不足ではないのでしょうか?

はい、当校は初級合格で終わるのではなく、そこからスタートとなります。生徒様には、「飛行許可の申請は(屋外で飛ばすには)中級以上から」ということをアドバイスしています。 なぜなら、それくらい練習しないと仕事でも趣味でも、事故なく安全にドローンを飛ばせないからです。中級に合格するのに、平均1年はかかります。1年練習すると、数百時間の飛行経験となります。もちろんこの数百時間は、機体を離陸させてから着陸させるまでの時間だけで数えています(他校ですと、カリキュラム単位で時間を数えており、飛ばしていない時間も含めているそうです)。その飛行時間を、初級講習の実技の時間だけで賄うのは現実的ではありません。だからこそ当校では、「UAVステップアップ講習」という、生徒様がマイペースで長く学べるカリキュラムをご用意しております。時間をかけて知識・技術を熟成させないと危険。それが、この業界に20年以上、またラジコンを50年以上続けてきた代表の中村の結論です。

残念ながら、ドローンの免許や民間資格を持っている方でも、個人でも法人でも行政でも、次々と機体の墜落や事故を起こしているのが現状です。 事故の数は、国に報告されているものだけでも年間数百件以上あります。報告義務を怠っているものも含めると、千件近くあると予測できます。ちなみに、以前はドローンの小規模な事故や墜落はニュースや新聞に載ることが少なく、それは報道規制でもかかっているのかと思ってしまうほどでした。免許制度がスタートしてからは、小さな事故や墜落もニュースで報道されるようになりましたね。 参考:国土交通省HP「無人航空機に係る事故等報告一覧」より

今、ドローン業界はブームなので、あちこちで嘘や甘い話が飛び交っています。 ドローンスクールという操縦を教える学校が、日本には1400校もあるそうです(マスコミ調べ)。 それにも関わらず、年々、ドローンの墜落や事故を起こし逮捕・書類送検される数が増加しています。 当校にも毎月100人近く、当校への入学を検討するドローン未経験者が来られますが、皆さん「空を飛ぶものを安全に飛ばす」ということを甘く考えているようです。 そういう背景もあり、2022年に、国は機体の登録制度や免許制度を導入しました。 でもそれでいいのです。実際、これ以上事故が増えて規制が厳しくなると、ドローンを飛ばして仕事をしている私たちも困ってしまいます。 そういう事情があり、私どもは数百時間以上のカリキュラムで、「趣味でも仕事でも墜落はさせない」という教育をしています。

そのため、私どもが考える「安全な飛行」を習得するには、どうしても時間とお金がかかります。 なぜなら、ドローンは無人航空機とはいえ「航空機」だからです。 航空機である以上、操縦者は「パイロット」になります。 パイロットは、人の命を預かります。 有人航空機でも無人航空機でも、機体が人の上に落ちれば命を奪ってしまいます(実際、死亡事故もあります)。 人の命を預かるための知識・技術が、2~3日程度の講習で、安く、簡単に習得できると思いますか? 「安全な運行スキルの習得」は一朝一夕では無理。このことは、有人でも無人でも、航空機を扱う以上同じことだと、私どもは考えています。もし形だけの飛行許可申請がしたいなら、またドローン資格・免許が欲しいなら、すぐ10時間以上の飛行を認めてくれる、他のドローンスクールのほうが合っているかと思います。あなたがドローンを安全に運用できることをお祈りしています。

機体のレンタルはできますか?

できます。機体レンタルは、「まずはお試しで」という方を対象にしています。レンタル希望の場合は、「無料ドローン操縦体験会」の後にご案内する申し込みフォームで「機体をレンタルする」にチェックをしてください。

ただ、機体レンタルの場合、「UAV初級技能講習・検定」の1日目にやる設定などが学べません。「UAV初級技能講習・検定」の2日目、実技練習の時間よりレンタルとなります。初歩から確実に学びたい場合は、できれば機体を当社で買うかご自身で用意されることをお薦めします。試験で使える機体は「DJI Mini2 SE」のみとなります。プロの世界は、自分の機体ありきです。実際、上達が早い生徒は、いち早く機体を買い、機体になじむところからスタートしています。

ちなみに「UAV初級技能講習・検定」をお申し込み後、受講までの期間が空く際は、待っている間に機体を買ったり練習したりしないようにもお勧めしています。なぜなら、機体はピンからキリまであり、よく分かっている人のアドバイスなしで買うと失敗する確率が高いからです。また、講師がそばで見ていない状況での練習は、悪い癖がつき、以後、矯正に時間がかかってしまうことがあります。ドローン操縦は危険が伴います。安全な操縦を習得していただくために、独学はお勧めしていません。ちなみに、インターネット上のドローンに関する情報は、プロから見たら「嘘やでたらめ、勘違い」だらけの印象です。ネット検索で情報を仕入れられる際も、どうぞご注意くださいませ。もし機体の購入も検討されている場合は、当校でもアドバイスもしていますのでよければご相談ください。

なぜ最新の機体ではなく「DJI Mini2 SE」で練習するのですか?

最近のDJI社の機体は、操縦のアシスト機能(初心者でも“うまく飛ばせてる気分”になれる装置)がついているからです。 操縦アシスト機能がついた機体で練習してしまうと、その機体しか飛ばせなくなります。自動車で言えば、AT車しか走らせたことがなければ、マニュアル車は運転ができないのと同じです。もしドローンを操縦中、アシスト機能が切れたときにマニュアル操縦ができないと、事故や墜落を起こしてしまいます。私たちは事故や墜落を防止できるプロの育成を行っております。プロが最後に頼るのは、最新テクノロジーではなく、自分の指先(技術)です。よって当校では、操縦のアシスト機能がついていない「DJI Mini2 SE」で、まずは練習していきます。「DJI Mini2 SE」で練習することで、その後、他のサイズや種類、メーカーの機体も卒なく飛行させられます。ちなみに、DJI製の機体は操縦のアシスト機能のオン・オフができません。現在生産されていて、初心者にピッタリかつ操縦アシスト機能がない機体は「DJI Mini2 SE」のみとなります。

年齢制限はありますか?

特にございません。下は6歳から上は84歳の方が、「無料ドローン操縦体験」や「UAV技能検定」に参加されています。仕事では年齢ではなく技術を見られます。年齢が不利になることは少ないです。例えば、先日もドローンを0から初めた54歳の生徒が、1年ちょっとでまったくの異業種に就職しました。ただ、初級1日目の座学で学ぶ内容は、科学や法律を扱う内容が含まれるため、中学生以上でなければ難しいかもしれません。小さなお子様の受講を考えている場合は、「無料ドローン操縦体験会・講習説明会」のときにご相談ください。

初心者でもついていけますか? ドローンやラジコンを1回も操縦したことがありません

大丈夫です。うちでプロとして活躍する生徒たちの中にも、「入学までドローンやラジコンを触ったことがなかった」という人はたくさんいます。送信機の触り方からスタートし、機体の操縦方法、法律や専門用語、機体の整備や設定、現場での飛ばし方まで、仕事で必要になることを0から丁寧にお教えします。練習は予約制なので、自分のペースであせらずじっくりと成長できますよ。

「UAVステップアップ講習」とはなんですか?

「安全・正確・安定」したドローン運用に必要な「技術」を習得する講習です。初級合格後から受講できます。一定期間「UAVステップアップ講習」を受講することで「中級試験」に臨めます。「そろそろ中級いけそうですか?」とインストラクターに相談していただくことで、「まだ八の字旋回が怪しいので、もう少しそこを練習してからいきましょう」とか、「あとは中級試験の本番で緊張し過ぎなければ大丈夫ですよ」など、生徒の成長に合わせたアドバイスを致します。中級合格後に上級合格を目指す場合は、やはりインストラクターからアドバイスを貰いながら、一定期間「UAVステップアップ講習」を受講します。

「UAVステップアップ講習」
開催日時:月15~20日、水~日曜日、1日2枠(9:30~13:00、13:30~17:00)
費用:10,000円/1枠の予約毎

1枠の間に、平均2.5時間ほど練習できます。 1枠あたりの人数の上限は12名です。 一度に4~5人が30分間練習し、一旦他の受講者と交代します。 なぜ30分で交代かというと、例え30分でもドローンを飛ばすと疲れるからです。 疲れた状態で練習を続けると、逆に悪い癖がついたり他の受講者にぶつけてしまう恐れがあります。 上達のためには、適度な休憩が必要です。 休憩しながら、次の交代を待ちます。 交代を待つ間は、秩父校の休憩室を無料で利用できます。 休憩室では、自由にくつろいだりシミュレーター(無料)で練習できたり、他の受講者と情報交換できたりします。 その日の参加人数が少なければ、さらに練習できる時間は増えます。

「UAVステップアップ講習」の予約が取れないことはありますか?

現在、多少予約が取りづらいです。毎月、延べ200人以上の生徒が全国から通っているため、土日はすぐに予約が埋まってしまいます。平日は比較的空きがありますが、希望の日時に予約が取れるかお約束ができません。そのため、生徒さんには自宅での練習にも力を入れてもらっています。私どもは、生徒一人ひとりの状況に合わせた自宅練習の方法もお教えしています。なるべく希望日に予約できるようスケジュール調整をしておりますが、ときにはお待たせしてしまうこともあります。どうかご了承ください。

住宅事情などで自宅で練習ができないのですが、それだとダメですか?

ダメではありません。自宅での練習方法は何通りもご提案できます。たとえば、ある生徒にはマイクロドローンでひたすらホバリング練習をしてもらっています。ホバリングであれば、4畳半でもトイレでも、どこでも練習できます。ただ、当スクールでは、生徒一人ひとりに合った練習方法を考えますので、この場で一概にこうだとは言えません。一度、「無料ドローン操縦体験会・講習説明会」の参加時にご相談ください。

通いたいけど遠いため、オンラインで受講できますか?

オンラインでは、「屋外」でドローンを操縦する際の「姿勢や手元、機体の動き」を見るのが困難なため、受講できません。

ドローンを仕事で飛ばすには、屋外での練習が必須です。屋外では、さまざまな影響を考えながら飛ばさなければなりません。風速や上昇気流、GPSの利く・利かない、太陽フレアの影響など、不測の事態が起こる原因はたくさんあります。その中で、機体を手動でコントロールできてこそ、安全に業務をこなせます。それができるパイロットに、クライアントも安心して仕事を頼みます。もちろん、屋内での仕事もありますが、不測の事態への対処が必要なのは同じです。

屋外で練習をする際、生徒の姿勢や手元、機体の動きを、講師が肉眼で見ないといけません。的確にアドバイスをするには、そばで見ている必要があります。そばについて生徒の操縦を確認し、悪い癖がつかないようにします。自己流でやると、どうしても事故や墜落率が増えてしまいます。実際、国交省のホームページにドローンの事故報告が数百件ありますが、分析したところ、多くのパイロットに初歩の知識や技術すら備わっていないことが分かりました。だからこそ、講師が、生徒の練習を見て、安全に飛行できるよう導かなければなりません。

それを、オンラインで通話しながら、狭い画面上で行うのは困難なのです。それに、飛ばしている姿勢と手元の2つを映すためには、カメラを2台、生徒に用意してもらう必要があります。そうなると、あまり現実的ではありません。なので、オンラインでの受講は、現状、私どもはやらない方針です。

ただ、遠方でも、月に1回でもお店に来ていただけるのであれば、プロを目指すことは可能です。その場合、普段は自宅で練習をしてもらいます。そして、月に1回、埼玉の秩父の講習会場に来ていただき、講習を受けてもらいます。その際、指先に悪い癖がついていないか、姿勢は力みすぎていないか、機体の飛行ルートはぶれていないか、今後の練習メニューはどうするかなどを指導いたします。また、会員になっていただければ「UAVカウンセリング」が受けられます。「UAVカウンセリング」とは、どうすればその人が無駄なく最短でプロになれるかを、代表の中村と一緒に考えていくサービスです。こうしたサービスも活用しながらであれば、時間はかかりますが、無理せずプロを目指していただけます。

講習会場までバスで行けますか?

はい、バスが出ています。ただし、講習場所が最寄り駅から遠いため、電車で来られる場合は、時間に余裕を持ってお越しください。
講習会場「皆野町わく・ワクセンター」
〒3691625 埼玉県秩父郡皆野町下日野沢3990

「皆野駅」から講習場所まで「バス」で来られる場合
秩父鉄道「皆野駅」に到着したら、徒歩1分のところにバス停があります。
皆野駅前バス停の場所
皆野駅前のバス停から「町営バス」に乗り、「秩父温泉前」で降ります。
町営バスの詳細

上記のサイトで、「日野沢線時刻表」をクリックします。
行きの時刻の確認
①「日野沢行き」の「皆野駅前」で出発時間を確認
②「秩父温泉前」 で到着時間を確認
※「秩父温泉前」から「皆野町わく・ワクセンター」まで徒歩1分です。
帰りの時刻の確認
①「役場入口行き」の「秩父温泉前」で出発時間を確認
②「皆野駅前」で到着時間を確認
※バスの最終時刻にご注意ください。皆野駅までのバスは「16:05」が最終となります。当校の講習は17:00に終わるため、帰りはタクシーなどのご用意をお勧めいたします。

県外から通いたいのですが、近くに宿泊施設はありますか?

はい、講習会場から徒歩1分のところに宿泊施設があります。ただ、こちらの宿泊施設と当社は一切関係がありません。お問い合わせなどは施設に直接お願いします。
みなのsubako

「UAV初級技能講習・検定」の申し込みまでの流れは?

以下の流れとなります。
①「無料ドローン操縦体験会・講習説明会」にご参加
②その後、希望があれば各コースなどの詳細をご説明
③「UAV初級技能講習・検定」をお申し込みされる場合は、その受付けや初回講習の日程を決定

「UAV初級技能講習・検定」の受講前に、ドローンの練習をしてもいいですか?

初級受講前の練習はお薦めしません。フリークスガレージでは、受講前の練習や情報収集に関して注意を促しております。まだ習っていない段階やインストラクターが見ていない状態で練習をすると、矯正が難しい癖がつくからです。悪い癖がつくと、そこから改めて学び直しとなり、生徒さんは時間的にも金銭的にも損をしてしまいます。実際、過去に、初級の受講を待っている間に練習をしてしまい、初級講座に来られたときスティックの持ち方や指の置き方など、一からやり直しという生徒さんがちらほらいました。ドローンは数ミリ単位のスティック操作が求められます。そのため、私どもは、講習前の練習はお薦めしません。同じように、ドローンに関するネット上の情報も、間違いやデタラメが多く、知識のない方が見極めるのは難しいのが現状です。合わせて、情報収集もお薦めをしていません。

なので、もしドローンの練習をご自身だけで始めたいとのことでしたら、まずは「初級を受けてから」というのが、私どもの本音です。私どもはドローンで収入を得られるプロを養成しております。そのため、生徒に不利益な情報を与えることは控えております。このようなお答えしかできずに大変恐縮ですが、フリークスガレージのスタンスをご理解いただければ幸いです。

「UAV初級技能講習・検定」を申し込む前に、「無料ドローン操縦体験・説明会」への参加は必要ですか?

私どもは、事前の参加をお勧めしております。理由は、講師がどんな人なのかや講習会場がどんなところなのか、長く通えそうかどうか、実際に来て、肌で感じていただきたいからです。私どもは、他社様のドローンスクールとは違い、プロ育成に特化しています。そのため、長く練習を続ける必要があります。また、あらかじめ「無料ドローン操縦体験・説明会」に参加している方と比べて、不参加の場合は多少ですが、スタートに差が出てしまうことがありますので、ご了承ください。その詳細はこちらのビデオをご覧ください(初級講習の冒頭10分の映像)。

とはいえ、さまざまなご事情があるかと思いますので、いきなり「UAV初級技能講習・検定」のご予約をしていただくことも可能です。実際、すでに何人もの遠方の方が、そのようにされています。先日も、京都から通われているこちらの生徒さんが、体験会に参加せず、初級を受講されました。

私どもからは、できれば先に体験会に参加してから受講を決められたほうがいいかなと思いますが、そこはご都合のよい方をお選びください。ただ、体験会に参加せずに「UAV初級技能講習・検定」を受講される場合は、ホームページ内を熟読していただけますでしょうか。とくに、以下の3ページは必読とさせてください。
●よくある質問(当ページ内)
コース詳細と費用
年会員制度「UAV CLUB」

以上をご確認の上で、もし大丈夫とのことでしたら、以下が「UAV初級技能講習・検定」等の申し込みフォームとなりますので、ご検討の後、お申し込みを進めていただけますか?
「ドローンプロパイロット養成講座」申し込みフォーム

もし、やはり「無料ドローン操縦体験会・講習説明会」から、とのことでしたら、次のページよりご予約ください。

「無料ドローン体験会・講習説明会」の予約

ドローンを仕事にするには「資格」ではなく、現場で通じる「知識」と「技術」が必要です。プロ歴15年、日本でマルチコプター(ドローン)を開発・普及した講師が、これ以上、事故や墜落が起きて規制が厳しくならないよう「安全」「正確」に機体を飛ばす「知識」と「技術」を伝授。簡単じゃないからこそ、二人三脚で長期サポート。新たな収入・事業の柱をつくって家族に安心を。